カテキンの抗酸化作用
カテキンの抗酸化作用の関係
カテキンには強力な抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、活性酸素から体を守る作用のことをいいます。
抗酸化作用で有名な成分として、アスタキサンチン、カルニチン、
アントシアニン、コエンザイムQ10、イチョウ葉エキス、イミダゾールペプチド、
クルクミン、酵素、ビタミンEなどあります。
活性酸素は、必ず体内に発生する物質で、
本来、適量ならば、細菌・ウイルスから体内を防衛してくれる働きがあります。
しかし、ストレスや不規則な生活などの要因で、
体内の活性酸素の量が増えすぎると細胞や内臓を傷つけてしまうのです。
これが、いわゆる酸化といわれるものです。
酸化とは、簡単にいえば、体が錆びることで、鉄が錆びるのと同じ現象が体におきます。
この酸化の原因が、人間が生きていくうえで必要不可欠な酸素なのです。
例えば、金属の錆ように、酸素が細胞と結びつくと人間のカラダにも同じ現象が生じます。
酸素が体内に入ると、あらゆる原因で活性酸素に変化しやすくなります
その酸化の結果、シミ、シワ、たるみや、アレルギー、アトピー、がん、
糖尿病、動脈硬化など、見た目の老化現象や病気の原因となります。
以下のような原因でも、酸化の要因となる活性酸素は体内に過剰に発生します。
・ 紫外線
・ 飲酒、喫煙
・ 車の排気ガス、ダイオキシン
・ 環境ホルモン
・ 殺虫剤、農薬、食品の防腐剤
・ 電磁波
・ 放射線
活性酸素の種類
◆活性酸素の種類
@スーパーオキサイド
たんぱく質、炭水化物、脂質をエネルギーに変換するときに発生し、
生体内の活性酸素の中では最も毒性の高い酸素です。
A過酸化水素
呼吸など、生態活動しているときに発生している活性酸素。
B一重項酸素
紫外線を浴びると、皮膚の細胞で大量に発生します。
Cヒドロキシラジカル
一重項酸素と並んで非常に毒性の高い酸素。
D過酸化脂質
活性酸素と悪玉コレステロール(LDL)が結びつくと生成されます。
人間にはもともと、活性酸素の量を調整するために、
体内の酵素を消費して、活性酸素を除去する能力があります。
ところが、40代以降になると、
体内の酵素量が半減し、活性酸素を処理する能力が低下してしまうのです。
そのため、カテキンのような抗酸化成分を常に摂取することが大事なのです。
カテキンの抗酸化力は、代表的な抗酸化物質であるビタミンEの50倍以上になります。
その強力なカテキンの抗酸化作用で、余分な活性酸素を除去しましょう。